木の家に住みたいというのが何よりの希望でした。
以前はマンション住まいでしたが、その時から木の家具を買い揃えていたぐらい木への愛着がありました。
そこでネットにて「木の家・大阪」で検索するとダイシンビルドさんが出てきて、とにかく話を聞こうと訪れました。
気さくに丁寧に『家を作る』ということはなんなのかご説明いただいたのですが、私たちに知識が無い事と予算の事もあり、その時は話のみで帰りました。
自分たちの家を作るのに何も知らないのは良くないと感じ、自分なりに勉強してみました。
住宅性能表示制度や長期優良住宅認定制度が標準で取得できるという事も聞いたが、その制度に関しても知識が無い。
一年は勉強し、他社とも比較を重ね、選んだのは最初に訪れた工務店さんでした。
「安い家」というだけならほかにもありましたが、勉強してはっきりしたのは、家に重要なのは安さではなく、「安心・安全」そして「居心地」ということでした。
そしてそれは限りある予算であっても、住宅性能表示制度などの制度を上手に活用すれば購入可能になります。
きちんと調べて知れば、良い家が建てられるのだと。
そうして一年後、この工務店さんに再び訪れてお願いしました。
結果はもちろん、希望以上の家を作っていただきました。
木は家中にセンス良く使われています。
特に、剥き出しの梁は、吹き抜けもあり、居心地のいいおうちになっています。
サッシの枠にも杉の木が使われていてお気に入りです。
壁紙は和紙を使用しました。
また所有していた木の家具は室内にぴったり収まるように、全てサイズを測り、これらのサイズに合わせてプランを決めて頂きました。
木がもたらす恩恵は多岐にわたります。
正常な空気に夏涼しく冬暖かいという住み心地の良さから、健康までもたらしてくれます。
その上長期優良住宅認定制度による気密と断熱性能も高いので、とにかく電気代が安くなりました。
冷暖房を使わない時期は自然と長くなり、一か月「三千円」を切ったこともあります。
勉強したおかげで家にとって大切なものは何かを知り、またそれを担保できる制度を正しく理解した上で、満足できる上質な家を持つことができました。