2017大山崎の家

京都府の南西端大山崎町、
山崎の戦いで有名な天王山のふもとにあります。
敷地は菱形をつぶしたような並行四辺形で、
南側はガケ状になっていて隣地の地盤は4mほど下がっていました。

冬の日射取得を考えると、
なかなかの好条件であることはすぐ分かりました。
敷地面積は約130㎡ありましたが、
建ぺい率40%、容積率60%で風致地区という条件でした。
ですので建築面積52㎡以下、
延べ床面積は78㎡以下におさえ、
外壁も隣地境界線から1m離す必要がありました。

大人2人+子供1人の3人暮らしにしては小さな家になるので、
いかに狭さを感じない空間にするかが課題でした。
南面の抜けの良さを最大限に活かし、
コンパクトでも居心地良い空間にすることを目指しました。
南面の光があふれる家の中心に
ダイニングと吹抜けをもってきて、
全ての部屋がそれにつながるようにプランしました。

建築士 酒井 敬洋

2017大山崎の家

  • 設計 酒井 敬洋
  • 竣工 2017年
  • 構造 木造軸組工法
  • 所在地 京都府乙訓郡
  • 階数 2階建て
  • C値
     

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