2018堺市の家

堺市の家仁徳天皇陵の古墳の近くにあります。
元々は4軒ほどの連棟の長屋でしたが、
分解され細長い敷地になりました。

道路は敷地の東に面しており、
それなりに住民の生活の道として使われていました。
ですので1階は道路側に対してはプライバシーを確保し、
外部にやや多めに緑を植えて街に対して緑をおすそ分けし、
2階の窓からその緑が見えるようにしました。
南北面は景色や採光もあまり期待できなかったので、
窓は東西に設けて
家の中心にトップライトを設けました。
家全体にその光を配るようなイメージでプランしました。

各部屋をゆるやかに中央のLDKにつなげ、
さらに上下に広がりを持たせることで
間口が狭くても十分な広さを感じれるようにしました。
さらに西側には小さな庭があり、
縁側を設けて季節を感じれる空間となっています。

建築士 酒井 敬洋

2018堺市の家

  • 設計 酒井 敬洋
  • 竣工 2018年
  • 構造 木造軸組工法
  • 所在地 大阪府堺市
  • 階数 2階建て

その他の施工事例

ALL View