今日、凄く単純な質問を受けました。
「大阪は冬の暖房より夏の冷房を考えたほうがいいのでは?」
そろそろ暑くなってくるのでこの手の質問が多くなります。
しかし下の円グラフを見てもらえば分かります。
財団法人日本エネルギー経済研究所(EDMC)/
エネルギー・経済統計要覧(2006年版)
暖房用のエネルギー27.1%にたいして、
冷房用のエネルギーは2.4%です。
普通に考えれば分かるのですが、
夏場の外気温が33度としても5度下げれば
28度です。充分過ごせます。
冬場は5度ぐらいの外気温で部屋の中は
せめて15度あったとしても温度差は10度です。
夜間は大阪でも0度近くになる日も多いです。
そうなると15度の温度差です。
単純に温度差が3倍に広がります。
暖房機の性能とエアコンの性能の事など、
書くときりがないのでここでは止めときますが、
これだけの温度差を埋めるためにエネルギーは
必要になります。
一番の疑問はこれだけ冬場のほうが
エネルギーを使うのに、
電力会社が今年の夏は電力不足になると
宣伝してる事です。
冬場のほうが家庭ではエネルギーを
使うのに・・・夏場に不足をする。
この不思議な話の真相は分かりません。
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