枚方香里 モデルハウス お披露目会です
2009年完工した枚方香里モデルハウスをリフォームしました
大きくは変わりませんがキッチンをはじめ
主にインテリアが新しくなりました
暑い夏にエアコン一台で涼しいモデルハウスを体感してください
1.日時
日時 2022年8月28日(日)10:00~17:00
場所 大阪府枚方市
お申込はこちらからです
2022年 8月28日モデルハウスお披露目会
2.枚方香里モデルハウスの誕生の頃
2009年に本格的な高断熱住宅を体感できる場所として建築されました
設計は建築家 趙 海光氏になります
関西ではその当時は凄く珍しく色々な実験もしました
2012年9月からフェイスブックで毎朝その日の気温、湿度を
アップしてました
関西で高断熱住宅を根付かせる為に日々励んでました(笑)
2009年から一般の方、建築関係の方
合わせると約1,000人オーバーぐらいの方は見学されました
2009年の建築業界の人向けの見学会です
長期優良住宅の制度ができて初めての年です
枚方市の長期優良住宅で20番以内だったと思います(笑)
200年住宅?100年住宅?色々な事が言われてました。
家に性能が言われたのはこの年ぐらいからです
それまでは家は20年で価値がゼロ円になる消耗品扱いでした
長期優良住宅の制度は長期使用する為に
耐震性、断熱性、維持管理、可変性、劣化対策がなされてる住宅になります
2009年当時に高断熱住宅を関西で建築したのは非常に珍しかったです
2.育てる庭
枚方香里のモデルハウスのラウンドスケープは
プランタゴ 田瀬理夫氏に設計をしてもらいました
2011年にやっとお庭が完成しました
その当時のブログです一坪里山が完成しました
田瀬さんは苗から育てることや自生種を重視します
なので完成の時はまだまだですが5年も経過すると凄いことになります
2020年5月撮影です
田瀬さん曰く「大きな立派な木を植えると見栄えはいいですが
その庭で育ってないのでその庭の木にならない」と言ってます
苗から植えると木は太陽の方へ大きくなります
ゆっくり時間をかけて庭の木で夏は空がなくなります(笑)
家の中は日陰になり、涼しく過ごせます
「マンション等では竣工時の見栄えが大事なので大きな木を植える」
と、聞いたことがあります。
建築家の方でも
「竣工時の写真の見栄えがいい」と言って
大きな木を植えたがる人がいます
大きな木は何処かで10年ぐらいの歳月をかけて大きくなってます
移植してもやっぱり枝振りが合わない
最悪な時は枯れてしまう事もあります
大きくても3.5mぐらいまで抑えて
あとは苗から育てると庭にあった庭木になります
3.築13年目の高断熱住宅壁の中
関西や西日本ではよく夏型結露が言われてます
本当に壁の中で結露がしてないか?
家の中でも一番湿度の高いキッチンの壁をめくりました
色々な方が机上論を言われますが事実は単純です
実験が一番早いですね
最後に
2009年頃に高断熱住宅のモデルハウスを施工しました
関西の建築業界の人達はほぼ「何で北海道みたいな家が関西に必要なの?」
皆さん口を揃えて言ってました
徒然草で「家のつくりやうは、夏むねとすべし」と言われ
長い間に夏型の家で高断熱や高気密なんて必要なしと
ほとんどの方に相手にされませんでした(笑)
今でも(2022年)ごく一部の方は情緒や侘び寂びが大事と言い
家の高断熱化を避けてる方は多くいらしゃいます
しかし地球温暖化や脱炭素社会に向けて住宅の省エネルギー化は必要です
弊社の活動やこのモデルハウスが少しでも未来の社会に
お役に立てると思ってます
つくる責任、つかう責任も考えたいと思います
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