南幌町視察の中で関西、本州ではあまり見慣れなない換気方法です
パッシブ換気です
これは機械換気に頼らずに自然換気で換気をする方法です
ほぼ北海道独自の技術だと思います。
本州でも何人かはやってる人はいますが弊社では施工した事はないです
こちらを解説していただいたのは建築家の山本亜耕氏です
南幌町の午前中の案内をして頂きました
本当に身振り手振りで説明をして頂きました
私は2年前の新住協の札幌総会の後に一度お会いさせて頂きその時に初めてパッシブ換気を知りました
初めて聞いたときは衝撃でした
寒い北海道で冬の外気(氷点下以下)をそのまま床下に入れます
これが換気の入り口で吸気側になります
手前の黒色はヒーターで空気を温めます
白色の塩ビ管は温水を配置してます。自然な暖かさになります
熱源はここではガスで温水、ヒーターをされてました
そして暖かくなった新鮮空気は家の中へ入り上へ上へ行き排気されます
上に二つガラリがあります
これが外へとつながり排気側になります
実際に排気されてるのをロフトの上に登り確認をしました
ティシュを置いてみてみんなで排気になってるのを確認してます
パッシブ換気ができるのは一定以上の断熱性能と気密性能があって初めて成り立ちます
隙間だらけの家なら吸気と排気がうまく動きません
気密性能が確かなので床下から吸気がされ一番高い所で排気ができます
改めて換気計画と気密性能が大事なのがよくわかります
パッシブ換気に関して賛否が分かれますが
色々な考えの人達がいて快適で暖かい家を経済的に作るのを工夫をしてるのがすごく好感を持てます
関西に人達にとってはパッシブ換気はビックリする換気方法です
色々と教えて頂いた山本亜耕氏には本当に感謝します
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