昨日は新住協の研修でした。
同業者の人がずいぶん来られていて昔と違い
みんなやっと高断熱住宅に興味を持ってきたんだなぁ
と、思いましたが少し理解されてないのでブログで書きます。
Q1住宅とは
もともと北海道で次世代省エネルギーに比べて暖房エネルルギーを1/2に
すると、概ねQ値が1になったのでQ1住宅とネーミングされました。
本州では次世代省エネルギー住宅に比べて暖房エネルギーを
1/4にするのがQ1住宅です。
なぜ本州では1/4なのかは・・・?
もともと本州などでは部屋ごとに暖房をしていて
全室暖房などはしていませんでした。
次世代省エネルギー住宅で全室暖房をすると
本州ではよけいに増えます。
これを以前の部屋ごとの暖房に
比べて約1/2の暖房エネルギーで全室暖房が出来る
のが本州ではちょうど
次世代省エネルギー住宅に比べると約1/4になります。
上の表で大阪はIVbBになります。
次世代基準では年間暖房エネルギーが661Lです。
Q1住宅では1から4があります
暖房エネルギーは以下の通です。
Q1-X Grade1では1/4 165Lです。
Q1-X Grade2では1/5 132Lです。
Q1-X Grade3 では1/10 66Lです。
Q1-X Grade4ではゼロ 0Lです。
長く書きましたが、Q値の競争をしてるのではなく
本当の意味で暖房エネルギーを削減した
省エネ住宅を次世代省エネ基準の住宅より
坪約2万円のアップでできるように
設計・施工に工夫をしています。
その具体的な方法は次回にします。
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