今日もいい天気でした!ご飯の旨い季節です!!
先日、お客さんからの問い合わせで
「家の方角が南面以外の場合は暖房費が上がるのか?」
いたって素朴な質問がありました。
大阪や神戸等の市街地では
必ず南面が空いていて日射取得があるとは限りません。
それでQpexを使って計算してみました。
気象条件は豊中です。延床は120㎡約36.3坪です。
Q値が1.91です。隣のお家までの距離ですが
南面10m西面3m北面6m東面3mです。
同じ条件でお隣さんのお家までの距離を変えます。
南面1m 西面10m北面1m東面1mです。
どうですか?!
お隣までの距離が1mぐらいのお家は市街地には
いっぱいあります。
南面があると暖房費は年間3557.1kWh冷房負荷2935.5kWh
西面だと 暖房費は年間5159.0kWh冷房負荷2735.1kWh
暖房費はえらく上がってます。冷房費は少し下がりました。
少し断熱性能を上げてQ1住宅レベル2ぐらいにすると
相当下がりました。(南面が空いてる条件です。)
Q1は1.33です。
また同じようにお隣が1mで西面が10mの条件にしました。
Q1住宅から脱落です。
やはり太陽の力は偉大です(笑)
南面があると暖房費は年間1508.1kWh冷房費2467.5kWh
西面だと 暖房費は年間2961.6kWh冷房費2117.5kWh
ちなみに次世代省エネルギー基準の場合は
南面があると暖房費は年間5490.0kWh冷房費3285.6kWh
でした。
次世代省エネルギー基準に比べると断熱性能を上げると
全然ランニングコストが違うのが良く分かります。
(この低い基準では弊社は建ててません)
この次はこれにかかるコストを時間のある時にします(笑)
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