札幌視察|建築談話

ツララ20190123-1の画像

少し時間が経ちましたが2019年札幌視察第4弾です

南幌町を見学ささせて頂きの後に岩見沢市の武部建設さんにお邪魔しました

新住協札幌支部の元支部長さんです。

今年からは違う方になってますが長く札幌支部をまとめてくれた重鎮です

武部建設のモデルハウスです

武部建設さんのホームページはこちらです

雪に埋もれてるような感じもしますが家です。外観は木を貼ったいい感じのお家です

武部建設モデル20190123-2の画像

木造のいい感じのお家です

私達がついた頃はエアコンが切れていましたが家の中は20度ぐらいで快適です

もちろん外はマイナス6度ぐらいです。性能のいい家は違います

武部さんにエアコンは「24時間使わないのですか?」

と、聞いてみると「昼間はいらないよ!一日で6時間もつければ充分ですよ(笑)」

この考え方は好きです

弊社でも南面から太陽が入るとエアコンは要らないと言ってる施主さんが多くいてます

基本は24時間暖房ですが性能が良いのでそこまで必要ない場合もあります

そして外に出ると屋根にツララの家が近所にありました

ツララ20190123-1の画像

屋根にツララが出来るのは断熱不足です

家の暖気が屋根に伝わって雪が溶けてツララになります

見ただけで断熱不足で寒い家だとわかります

関西の家ならほとんどこれになります(笑)

武部建設20190223-5の画像

ちゃんと断熱施工された家では屋根にツララが無いです

風下にこんな感じの雪が出来ます。

関西でもこんな見ただけで断熱施工の違いがわかればいい加減な高断熱住宅が減ると思います

でも、そこまで雪が降らない関西では外観から分からないですね

そして武部建設の結ホールへ

武部建設20190123-3の画像

武部建設さんは大工さんの育成、大工技術の継承にも力を入れてます

なので高断熱住宅の古民家や茶室まであります

そして夜は山本亜耕氏、そして現札幌支部長の方、北海道ビルダーズ協会の人達も来られて

色々と建築談話で盛り上がりました。

武部さんから

「そう言えば一番初めに会ってから10年ぐらい経ちかすか?」と言われて

「2010年の総会の時に初めてでしたか?」と言いながら色々と北海道の建築の話を聞きました

そして最終日には札幌の女性建築家の事務所へ

札幌視察20190124-1の画像

TAO建築設計さんです。

こちは南面の外観です。設計事務所らしくいい感じです

そこで見せてもらったのは北側の借景の良さです

TAO建築設計20190123-2の画像

順光になるので雪が綺麗に見えます

北側の窓が寒のはもう過去の事です。木製サッシ、樹脂サッシにすると寒く無いです

大阪のシングルガラスのアルミサッシが一番寒いです

北海道ではアルミサッシは無いです。使わないので北海道ではアルミサッシが高価になります(笑)

今回は初日に札幌の東晶さんから始まり

南幌町では5棟の家を見れ、山本亜耕氏、武部さんと話ができて

最後の日は断熱もやりますが意匠設計の建築家の方とも話ができて本当に充実しました。

バランスもこれで上手くとれたと思います

誰か一人だけの話を聞くとそれが全てのように感じますが

色々な人達の建築談話を聞くと今の北海道の建築が分かり

同行メンバーも「本当に勉強になった!」と言ってました

今回

お世話になりました皆様には本当に感謝をします

関西ではまだまだの高断熱住宅ですがこれからもっと盛り上げていきたいと思いました

「あとは本物を見ないとダメですね」一番思います

関連ブログです

札幌|高断熱住宅視察

南幌町|高断熱住宅 視察

南幌町|パッシブ換気

 

 

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

大阪を中心に滋賀・奈良・京都・阪神間で高断熱高気密を専門とした注文住宅を建てている会社、ダイシンビルドの代表清水です。 ブログのコメント欄でも質問頂けるので、気になることがありましたらお気軽にご質問ください。