5月20日、21日、22日にNPO法人新住協の総会
で仙台まで行ってきました。
中身の濃い総会になっていました。
朝から晩まで、勉強でした。
室蘭工業大学の 鎌田 紀彦教授の説明で、
開口部(サッシ)に関する研究
基礎断熱の研究、新しいQ値計算のQPEXなど
これからの高断熱住宅の考え方や研究開発の結果でした。
あと、実践での問題点などを実際北海道や東北で
施工した現場で検証に進みました。
夜の懇親会は前回ブログに書きました
西方設計の西方さんや、岐阜の金子さんをはじめ、
会員の人とお話しをさせていただき、
改め断熱レベルの高さに驚かされてばかりでした。
22日の日には住宅見学コースとして、3軒見学しました。
屋根に300mm、壁に200mmの断熱材が入っている
実際の家を見ましたが、信じられないような内容です。
仙台で延床約40坪で、今年の冬の光熱費が12000円から
13000円(オール電化のためガス代はないです)です。
このぐらいの家を関西で建てるとほぼ無暖房で暮らせる家に
なります。性能の高さと品質の確かさを改めて確認しました。
でも、一番印象に残ったのは鎌田先生も話してましたが、断熱材
を入れただけで断熱性能が出るような誤解が無いようにしないと、
あくまでも、正しい施工があって初めて断熱性能が出せます。
真面目に施工して始めて省エネ住宅になります。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。