2024 吉野ツアーのご案内です
今年も人気の吉野ツアーを開催します
今年のテーマは
「循環型社会を考える」
少し難しいこと掲げてますが本当に単純です
近くの山の木を使い
また新しく植林をして
木を育てます
日本では昔から普通にしていた事です
1.日時
日時 2024年5月26日(日)10:00~16:00
集合場所 奈良県吉野町
(申込後に1週間前に詳しい集合場所を案内させて頂きます)
費用 無料
お昼のお弁当が必要な方は1,000円/人で申込できます
お申し込みは下記からお願いします
2023 吉野ツアーのご案内です
コロナ禍の間は開催が出来なった
人気の吉野ツアーです
林業をされてる山の中に入ります
実際の山守さんのお話を聞いたり
山の木を製材所で加工をされてるのも見学できます
2.山のお話
今回は吉野町で山守をされてる
中神木材 中井 章太さんからお話が聞けます
中井さんは吉野林業の山守をされてる
7代目の方です
吉野林業は約500年も続いてる
日本の林業の発祥の地でもあります
おそらく林業としては世界でも一番古い歴史があります
その中で山守制度と言う独特な森林を管理されてます
植林をして間伐をしながら山の木を育てます
一つの山が約250年のサイクルで育てます
何世代も続け山、川、海を循環をさせています
大人から子供まで楽しめます
普段は入ることができない林道も歩きます
3.製材所のお話です
山で切られた木の原木は市場に出されて
その後製材所の行きます
上の写真は原木の皮をむいた状態です
製材をして乾燥をします
今回お邪魔する
阪口製材所では天然乾燥で乾燥をします
こんな感じに天然乾燥してます
今は時間がもったいないので機械乾燥が
材木のほとんどになってます
天然乾燥をするには約3〜5年間ぐらいの
時間をかけてゆっくりと乾燥をします
機械乾燥に比べて木材の独特な綺麗さは
やっぱり天然乾燥の方が綺麗です
この丸太を今回は家の柱や梁に加工する
工程が見れます
たいへん貴重な体験にはなると思います
(阪口製材所ホームページより)
丸太の原木を使い切るのも大事です
せっかく長い年月かけて育てた大事な木です
柱や梁だけでなく下地材、フローリング
最後は割り箸用材にも使います
もちろん木の皮はバイオマスエネルギーにも使い
有効活用をします
日本の林業には勿体無いの精神が残ってます
フカヒレだけを取り後は捨てるような
真似はしたくないですね
4.山と海は繋がってます
「森は海の恋人」
有名な言葉です。
2021年の朝ドラ「おかえりモネ」でも
取り上げらいていましたが
豊な海、川を取り戻すのは豊な森が必要です
海から蒸発した水が雲になり
山にぶつかり雨になります
山の森に降った雨は地下水で濾過され
綺麗になり
またプランクトンを含めた栄養がある
水になって川に流れ海に戻ります
宮城県気仙沼でカキを養殖されてる
漁師さんたちが1989年ぐらいから
海を守るために植林、森の育成をされてるのは
有名なお話です
山と海は繋がってます
砂漠の近くの海や太平洋の島では
海の水は綺麗ですが
プランクトンが少ないので魚は少ないです
山、川、海と繋がって循環がされてます
近年はこれが危機的な状態になってます
ハウスメーカー初め多数の木造住宅は
豊富な木がある日本なのに
より安価な外国産材を使ってます
そして山が荒れてきてます
近年の花粉も日本の木を使わないのが
原因の一つとも言われてます
私達は国産の無垢の木を使うのを
15年以上前からおこなってます
その分は高くなりますが
家づくりを通じて少しでも社会貢献です
5.当日の注意点
小学生以下の子供さんは
山の低い所までにして無理のない範囲にします
小学生以上の子供さんは
山の中まで入れるようにします
なので服装は動きやすい服装でお願いします
カバンは両手が塞がらないように
リックみたいのがいいです
子鹿等の小動物も時々見かけますが
野性の鹿なので近づかないようにお願いします
お申し込みはこちらかお願いします
2023吉野ツアーお疲れ様でした
今回は55名の参加があり賑やかな吉野ツアーになりました
写真を数枚載せます
中井町長さんが説明をされてます
山道を歩きます。森林浴にもなりました
手入れがされた綺麗な山になります
急な山道にも挑戦してます
最後は今回の参加者55名で記念写真を撮りました
山、川、海と繋がってます。これからも地域の山を守っていきたいと思います
来年度も吉野ツアーは開催しますのでぜひ参加してください
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